道に迷って入り込んだ場所は、懐かしいほど昭和の町並みでした
いまどき珍しい平屋が点在しています
家と家との間には小径がのびている
レトロなコンドミニアムもあった
三軒長屋の玄関先に芝生が広がる
バス停
小径を抜けると、今は誰もいない遊び場があった
柵も塀もない自由な空間
贅沢この上ない環境
日当たりの良いコンドミニアム。
何だかずっとここに居たくなるような場所でした。
後記
偶然迷い込んだここは「阿佐ヶ谷住宅」というビンテージな住宅街でした。
そしてその住宅街の構想は、故・津端修一さんの手によるものでした。
それを知ったのは、津端さんが亡くなられた後だったけれど、
阿佐ヶ谷住宅も今はなく、
惜しまれつつ解体された跡地には、贅沢な空間を残した低層マンション群になりました。