たぬさんと あそぶ

f:id:garadanikki:20160717100042j:plain

ここは、明治神宮です。

北参道から入ったのは初めてだから、こんな美しい芝生があるなんて知らなかった。

隣接する代々木公園にはよく行きますが、明治神宮は弟の七五三以来だから、
じゅ~にじゅ~さんっ~、あら45年ぶり。

f:id:garadanikki:20160717100044j:plain f:id:garadanikki:20160717100043j:plain

奉献された清酒菰樽

f:id:garadanikki:20160717101438j:plain

こんな看板がありました。

奉献 清酒菰樽

明治神宮の御祭神 明治天皇様は、明治の御代に我が国の様々な産業を奨励し技術の振興に御心を注がれ日本の興隆と近代化を成し遂げられました。

また、我が国の国母と慕われた昭憲皇太后様と共に両御祭神の広大無辺な御聖徳は国民ひとしく仰ぎ奉るところであります。

ここに奉供されています菰樽 ( こもだる ) は、ご縁を以て永年当神宮へ奉納を頂いております甲東会を始め、昭和三十八年に結成された明治神宮全国酒造敬神会会員、また全国各地の敬神の念厚き酒造家より奉納されたものであります。

ここに、ご奉献頂いた酒造各社に衷心より感謝申し上げますと共に、酒造業を始めとした我が国の伝統文化を担う諸産業が益々栄えますことをご祈念申し上げます

明治神宮

なんて丁寧な神社でしょうか。

奉納されることに慣れてしまい、キチンとお礼も言わない神社もあるというのに、、、

明治神宮さんは違います。凄い。

f:id:garadanikki:20160717100045j:plain

屋根付の電話BOXがある。

f:id:garadanikki:20160717100046j:plain

あら「明治神宮電話室」とな w


明治神宮の中にある『御苑』に入ってみます。

f:id:garadanikki:20160717100056j:plain

ここは元々は、加藤家、伊井家の下屋敷の庭園だったんですって。

それが明治時代に宮内省の所轄になり。

病弱なお妃の為に、明治天皇が、菖蒲やツツジやスイレンを植えて『隔雲亭』(お休処)から

眺められるようにされたそうです。

今はツツジも菖蒲も終わってしまっているし、なにも咲いてなくて暑いだけかな。。。

 

なんだ? とことこ歩いてくる。

f:id:garadanikki:20160717100047j:plain

たぬき? あんた狸さん?

f:id:garadanikki:20160717100049j:plain

もう一匹いる。

f:id:garadanikki:20160717100050j:plain

な なに、どうした

f:id:garadanikki:20160717100051j:plain

ぬっ

f:id:garadanikki:20160717100052j:plain

どきっとして「おおっ」と思った瞬間、狸の鼻の前に手を出してしまった。

そしたら狸の方も、鼻を出してきて。。。

 

初めての動物にしてはいけないことがあるとしたら、それは〔いきなり手を出す〕こと。

穏やかそうな犬だって、いきなり顔の前に手は出してはいけませんのよ。

そんなことして噛まれたって手を出した人間が悪いのさ。犬だって吃驚するもの。

手を出す時は、手を握ってグーの形にする、これ鉄則。

動物との付き合いは長い、そんなことは百も承知のはずだったのに、今日に限って瞬間触りたくなった。

 

たぬさん、大人しく触らせてくれました。

たぬさんの方も私の手に興味を抱いた様子。

「なんだ、犬の鼻とおんなじ感触」と思いました。

冷たくて、濡れていて、やわらかいの。

f:id:garadanikki:20160717100053j:plain

キャットフードあげてみた。

f:id:garadanikki:20160717100048j:plain

僕もって、そんなに沢山は、ないんじゃよ。

仲良くお食べ。

f:id:garadanikki:20160717100054j:plain

無闇に餌なんてあげたらいけないんでしょうが、

『たぬさん』と親交を深めたいから掟破り。

 

食べる、食べる。しまいには、手から食べました。f:id:garadanikki:20160717100055j:plain

食べてる間にそっと、おっかなびっくり『たぬさん』触ってみました。

結構剛毛でした。

ああ、おもしろかった!!

明治神宮の写真を PHOTOBAKO Vol.60 にアップしました。