母の看病で上田に来ているのだが、病室にばかりいるとエネルギーが枯渇する。
健康な人がパワーを蓄えていないと、患者に分けてあげられないと思う。
その為にも、今の私に大切なのは『歩くこと』。
病院に行く前の1時間、上田駅の界隈を散歩することにした。
こういう喫茶店も、東京では見かけなくなったなあ。
ドトールとかスタバとかのチェーン店ではなく、世界に一軒しかない個人経営の喫茶店。
近所の店主がぶらっと休憩に寄って新聞読んだりして、マスターとは顔見知りだが、
うるさくお喋りをするわけでもなくのんびりしている、そんなイメージがこういう喫茶店にはある。
いい喫茶店や、いいバーは、そういう感じじゃないかしら。
定連さんも ご新規さんも 同じように扱ってくれて、話し相手が欲しそうにしていたら
相手になってくれるけど、1人でゆっくりしたそうな客は、ほっといてくれる。
つかず離れずの距離でくつろげるような空間の喫茶店は、私の周りにはもう一軒もない。
ちょっと入って、本でも読もうか。
あの建物、なんだかいいなあ。
リバーサイドの洋館、いいじゃないか。
えっ、お蕎麦屋さんなの?
明治創業二十年。。。
もう、やってないみたいだけれど。
蔦のからまる洋館で手打ちの蕎麦屋さんなんて、おもしろい。
上田市には蔵のある家が多い。
外套コレクション、ひとつ増えました。
都心の川は、どぶ川のようだったり、殆ど暗渠化されてしまった。
信州は、街中の川も清流。
ここにも川。
あら河岸の土手に鯉の彫り物。
こっちの街灯には、監視カメラが…
いいかんじの飲み屋街。
たわわ過ぎて重そう。
古い商店があった、表は店で裏が自宅みたいだ。
第一ホテルは、ホテルから駐車場まで100m位離れていて、ここを通る。
これこれ。
花やしき通りって笑えるじゃない?
病院から20分ばかり車で走り、ホテルの狭い部屋に直行する前にここをぶらつくと気分転換になる。
第一ホテルに決めたのは、この環境が気に入ったから。
ストリップ劇場だって。(笑) 隣は演芸ホールか?
もう、使われてないのかな。
花輪が出てて、次回公演って書いてある。
音響の機材を運ぶ車が停まっていたから、この建物、現役みたいです。
機会があったら、観てみたい。
さあ、散歩は終わり。今日も一日、頑張ろう!!
後記 》
この時は知らなかったのですが、何年かしてこの建物は映画の為にこういう設えにされたそうです。