寝ても覚めても、朝倉さんち(家)が忘れられなくて… やっぱり庭の方も記しておこう。
朝倉家の庭園の特徴は、崖のような急勾配をうまく使っていること。
この写真だと平らに見える所までしか敷地がないように見えるでしょ?
ところがどっこい!
石段を下れば、この通り。まだまだ下があるんだよ。
えっ、分からない? じゃ、これでどうだ!
見学している方にちょっと映ってもらうと、高低差があることわかってもらえるかな。
よいしょ
よいしょ
石段を沢山のぼって、やっと大好きな杉の間まで来ました。
杉の間の向こうに、土蔵が見える。
落ち葉を掃いている清掃員の方
ほら土蔵 !
一番好きな杉の間
カサカサカサ
笹が鳴るので、立ち止まって見ていたら、トカゲでした。
シャンパンゴールドのゴージャスな可愛いやつ。
旧朝倉家住宅は、庭も家屋も、とても手入れの行き届いた快適空間でした。
落ち葉掃きをしていた清掃員も、屋内ですれ違う管理員も感じよく “ 監視されてる感 ” が 全くない。
「どうぞ、おくつろぎください」と言われているような “ おもてなし感 ” を持って接してくれる。行き交う時に、さりげなく会釈される感じも素敵です。
入口 ( 入館料払った所 ) の オジサマに、「感動しました。とても綺麗に管理されているんですね」と言ったら、「結構、大変なんですよ~」とチャーミングに笑われた。
「今度は是非、紅葉の頃も見てください。」と言われたけど、いやいや紅葉まで待てないよ。
入館料に、“ 年間入館料 ” というのがある意味、わかりました。
おまけ
渋谷会議所だった頃の看板がそのまま…
南側敷地の石垣
MAMA 2013/03/26 1:43 PM
Marco 2013/03/27 4:40 PM
へぇ~、カナヘビって言うんだ。
日本古来の生き物なの?
やっぱり日本古来の良い家屋には、日本古来のゴージャスな生物が棲んでいるんだね。
勉強になります。植物以外にも詳しいMAMAに感謝です。
それにコメントもたいへんうれしい。thank youです。
貴女は、建造物や古い建具の呼称なんかに感心するくらい詳しいのに、植物や生物の名前にとんと疎いのね。
たしかに、トカゲの一種だけど、
この子は、ちゃんと“カナヘビちゃん”と呼んであげてください。日本古来の生き物ですから・・・