万座 熊四郎洞窟

お盆は3泊4日で、MOURIの実家 草津に行きます。

東京は35度もあるというのに、草津は30度で、クーラーも要らずに寝られるんですよ。

それでも地元の人たちは「今年は暑いね」と言ってますが。



朝食・昼食の支度をしたら。。。

ここ数年 帰郷するとお義母さんが「楽ちん (^^♪ まるちゃんに全部お任せ」と台所を退室します。

おさんどんは私の担当になるのです ww

最初の内は、何がお口に合うか心配でしたが、何でも喜んで食べてくださるのが有難い。

好きなものが似ているというのは、とても助かります。

 

 

さて。

夜ご飯まで時間があるからドライブにでも行きましょう。

ここは草津の町が一望できる場所。

もう少し登った所に白根山の湯釜がありますが、そのちょっと下にあるポイントです。


うん、なかなかの景色…だけど曇り空

f:id:garadanikki:20150821104908j:plain
少しズームをしてみたら、今登ってきた道が見える。

 f:id:garadanikki:20150821104910j:plain
もっとズームすると、こんな感じ。

f:id:garadanikki:20150821104911j:plain

これは、その先の草津の街並み

アハ、新しいカメラ買ったもんで、ズームするのが楽しくて楽しくて仕方ない。

f:id:garadanikki:20150821104912j:plain

この辺りは、石楠花 ( しゃくなげ ) 群生林なんですって。

草津自然遊歩道なんていうのがあって、2時間位のコースで楽しめるらしい。

折角、草津に実家があるんだもん、一度、山歩きをするのも悪くないな。

 

車は便利だけれど、ドライバーの私は写真も撮れなかったり、よそ見も出来ません。

万座に着きました。

いい眺めだ。騒音は一切なし。

 

f:id:garadanikki:20150821104914j:plain

ん? 標識に名所と書いてある。

f:id:garadanikki:20150821104913j:plain

熊四郎洞窟? 気になる、行ってみますか。

f:id:garadanikki:20150821113453j:plain

そんなワケで迷い込んだのが、熊四郎山のふもとにある遊歩道でした。

湯の花旅館の脇の駐車場には一台の車もなし。

遊歩道の入口にも一切案内板なし。

いいではないか、この不毛な感じ。

f:id:garadanikki:20150821104916j:plain

整備された木の階段を登り、振り返れば湯畑が見える。

 

f:id:garadanikki:20150821104915j:plain

見晴らし台の所にある看板…すすけて読めない。。。

f:id:garadanikki:20150821104918j:plain

仕方がない、捕捉しますと、ピンクで書いたのが遊歩道

f:id:garadanikki:20150821113642j:plain

見晴らし台から眺めれば、コースが一望できる。
そんなに大変そうじゃないから、ひとまわりしてみますか。

f:id:garadanikki:20150821104921j:plain

まずは、あの橋に向かう。

f:id:garadanikki:20150821104919j:plain

見えないって? ここです、ズームしました。

f:id:garadanikki:20150821104920j:plain

 


見晴らしがいいのは、背の低い植物しか生えないからです。

f:id:garadanikki:20150821104923j:plain

 


『弱くて強い植物』っていう看板、何々?

このマツは、環境のよいところでは他の植物との競争に負けてしまう弱い植物ですが、ここの硫気地帯のように植物の育成しづらいきびしい環境には耐えることのできる強い植物なのです。

f:id:garadanikki:20150821104924j:plain

熊四郎山はこっちか

f:id:garadanikki:20150821104926j:plain

さっき見えた橋だ。

f:id:garadanikki:20150821104930j:plain

 

橋から、今度は向こうに見晴台が見える。

f:id:garadanikki:20150821104927j:plain f:id:garadanikki:20150821104928j:plain

なかなか整備された道です。

でも、、、だれもいない。

f:id:garadanikki:20150821104931j:plain

ここが一番高いところかな。

f:id:garadanikki:20150821104933j:plain

ほら、遠くに見晴台が…

f:id:garadanikki:20150821104935j:plain

階段の向こうに抜ける風景を見たら、

『サウンドオブミュージック』のラストシーンを思い出しました。

f:id:garadanikki:20150821104937j:plain

f:id:garadanikki:20150821104938j:plain

f:id:garadanikki:20150821104939j:plain

トラップ一家がオーストリアを亡命するのに山越えをするシーン。

音楽は『全ての山を登れ』 


ほら、ぬけ感 サイコ~でしょ?

f:id:garadanikki:20150821104940j:plain f:id:garadanikki:20150821104941j:plain

高所恐怖症の人は、辛いくらいかも。

f:id:garadanikki:20150821104942j:plain

f:id:garadanikki:20150821104943j:plain

f:id:garadanikki:20150821104944j:plain

f:id:garadanikki:20150821104945j:plain

 

最初に見た標札にあったのがここみたいです。

『熊四郎洞窟』

f:id:garadanikki:20150821104949j:plain

 「熊四郎という名は、ある狩人がここに野宿し、その晩、熊・白という二匹の愛犬に危険なところを救われたのでついた」と雑な説明の看板だったけど… 実は。。。

f:id:garadanikki:20150821104950j:plain
看板には、更にこんなことも書いてある。

この近くで石器時代の遺物が発見されたことから、この洞窟を先史時代の人々が利用していたのではないかと考え、萩原進氏により発掘調査が行われました。その結果、嬬恋村には数少ない弥生式土器が発見され、万座温泉が先史時代からのものであったことを証明する遺跡であるとされています。

f:id:garadanikki:20150821104951j:plain「洞窟の岩は石英粗面石と見られ、洞窟内部の成因は自然岩で、硫黄分を浸出する酸性の水分にむしばまれ、剥がれやすい岸壁が崩れて長い年月の間に形成したと考えられる」んだって。

よくわかんないけど、シックな柄。

洞窟内から、外を見る。

f:id:garadanikki:20150821104954j:plain

橋から下の川に降りられるみたい

f:id:garadanikki:20150821104956j:plain

 

足、つけてみますか、、、

f:id:garadanikki:20150821104957j:plain

f:id:garadanikki:20150821104958j:plainうぉ~、きっもっちええど~
凄い、この透明度。
どうして透明かというと、生物も植物もいないから。
硫黄の水だもの。

こんな風にしながら読書なんかしたら最高だろうな。
残念、本持って来なかった。

橋の所で同年くらいのグループに会ったので、「下の川に降りられますよ、足浸けたら気持ち良かったですよ」と言ったら、「ph2~3って書いてありましたよ」って怪訝な顔された。ph3でしょ? それが何か? 温泉は2.7位じゃないの? 大丈夫なのにね、心配屋さんもいるんだね。(笑)

 

f:id:garadanikki:20150821104959j:plain
熊四郎遊歩道。

なかなかの穴場見つけちゃいました。

遊歩道の右回り、正解だったみたい。左周りは階段キツイもの。

f:id:garadanikki:20150821105001j:plain
我々は行かなかったけれど、コースの中ほどから熊四郎山に登る道があるらしい。

今度は、その道も挑戦しようかな。

それと、本も忘れずに持って来よう。

涼しいし、誰もいないし、読書には絶好の場所だと思います。