寿福寺です。
このお寺の一番の景色はここ。
いつも誰か必ずいて、ここからの写真を撮ったり、スケッチをしたりしています。
綺麗だものね、ここから見る風景は。
参道は季節によって趣きが違うが、春夏秋冬いつでもいい感じ。
車屋さんがいる。
あのお兄さんたちは車をひくだけじゃなく、観光案内もカメラマンもしてくれる。
以前、足の悪いおばあちゃまを背負って、報国寺の竹林を案内してるのを見ました。
気は優しくて力持ち、そしてイケメン揃い。
鎌倉のえびす屋は、佐川男子と同様、人気があるそうです。
総門から先、本殿に続くこの道は一般公開してません。
あっササリンドウ。
寿福寺は、北条政子が創建したお寺、だから寺紋が源氏の笹竜胆なんです。
笹竜胆は元々村上源氏の家紋です。しかし頼朝さんが生きてた時にその家紋を使っていたという記録はありません。彼の指物は無印の白旗だったという話。
では、なんで笹竜胆が頼朝さんの家紋として使われてるかっていうと、諸説あります。
ひとつには江戸時代に歌舞伎界で「源氏の家紋がないとカッコつかないねぇ」って話で、
「村上源氏の直系の子孫なんだから、笹竜胆がいいんじゃない」ということになったという説。
結婚する前の北条政子が、リンドウを頼朝にプレゼントしたという話から、2人の思い出の花であるリンドウを紋にしたという説もある。
この屋根の寺紋が、いつ設置されたものかはわからないけれど、
北条政子が建立した寺だもの、後者の説の方が私は好きだな。
ちなみに、笹竜胆は、鎌倉の市章にも使われてます。
寿福寺の総門を左に曲がって、源氏山公園に向かう山道を探そう。
昨秋来た時は、スズメバチに悩まされて断念しました。
今回のリベンジは、スズメバチの活動が少ないこの季節を選んだ。
スズメバチは、1月から3月まで女王蜂が冬眠に入り、働き蜂は死んじゃってるんだって、
だから、今しかない!
岩のトンネルや
あこがれの家の前を通って歩きます。
ハナニラと岩石、いいコントラストだ。
あったあった、あれが登り口。
人がすれ違うことも出来ない岩の間を登る
面白い。
岩が足の形に窪んでいる。
いま上って来た道を振り返る。
こんな道がずっと続いていると楽しいんだけれど、すぐ終わってしまった。
山を眺めて歩きます。
さあ、着いた。源氏山。
公園で、オネェチャマが買ってきたお団子を食べました。
うまい!
後記 |
当日の天気予報は昼過ぎから雨とのことでしたが、《晴れおんな》の私たちは、見事に晴らしてみました。
この後、雨が降ったら通れないと思っていた大仏ハイキングコースも制覇。
いつもはパチパチ写真を撮りまくる私が、今日に限ってこの先の写真を撮っていなかった。
※ ごめんオネェチャマ、今日行ったところは過去記事をご参照ください。
おまけの写真