本日の銀座行き、目的はふたつ。
ひとつは『ライカの修理』。もうひとつは『お芝居を観に』です。
家から銀座までは、歩いても10km程度。鎌倉では平気でこのくらい歩くんだもの、時間がある時は、
銀座に行く時は歩きます。
隠田(原宿裏)でロバを見た後、骨董通りを抜けて西麻布に出ました。
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大きな石造、2mはありそう。根津美術館の正門。 | 霞町の角に、なにやら蔵のようなレストラン。 |
懐かしい!
ホブソンズ健在なんだ。
このお店がオープンした当時 ( 1985年 ) は、赤坂に住んでいたので深夜によく来たものです。
オープン当初はこの交差点が長蛇の列で、買うのに30分はかかった。
ホブソンズのアイスは他と違っていて、ブレンドアイスだから時間がかかるんです。
ホームページによると、フルーツやナッツやリキュールを特殊なマシーンでミキシングするんだそうな。
当時はこんな作り方は珍しかったから、押すな 押すなの大盛況だった。
サクラを雇って並ばせてたって噂もあったけど、本当に美味しかったんだもの、並ぶの当然と思ってた。
一番好きだったのが『アマレット』。
アマレットは今でも我が家の常備酒で、初体験はホブソンズです。
昔、麻布は霞町という地名でした。
今でもホブソンズの交差点を西麻布じゃなく《
私もそのひとりです。
『雨の西麻布』を歌い、いや 唸り ながら歩いていると、ひいらぎの生垣がありました。
葉っぱのとげとげを「防犯目的に」に植えるお宅をよく見かけますが、赤い実は綺麗です。
ここからは、鼻歌が『Deck the Halls 〜ひいらぎ飾ろう』に代わりました。
六本木ヒルズを眺めながら歩いていたら、トーテムポールがありました。
レゴのような、マジンガーZのようなトーテムポールだ。
最近のトーテムポールは、ひと味違うものだなあ。
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麻布は、坂の多い町ですよね。
港区では、名前の付いている坂が沢山あって、標札も立てられています。
鼠坂っていう名前の坂は、文京区にもあったように思います。
江戸では、細長くて狭い道を『ねずみ坂』と呼ぶふうがあったんだそうです。
この辺りに島崎藤村の居住跡があり、標識が残っていると聞きましたが・・・。
ううっ見当たらない。
なんとも良さげな雰囲気の家だけど、四方が建設現場で囲まれちゃって気の毒な状況です。
飯倉の交差点に来ました。
近代的な教会の隣に、木造の教会が見えてきました。
美しい! しばし佇み、見とれてしまいました。
教会の入り口に「ご自由に」とパンフレットがあったので、いただきました。道の反対側に渡れば、パンフレットに書かれていた建物の絵が、これです。
聖オルバン教会ってね、1879年以来この場所で、英国国教会の伝統に則った英語によるキリスト教の礼拝を行ってきたんだって。1879年といえば、134年も前、うわ~歴史ある教会なんだね。
ビックリしたのは、この教会が、敬愛する建築家アントニン・レイモンド先生の設計だったこと。美しい建物だなあと、離れがたく思っていたのは、そういうワケだったのかも知れません。
東京タワー。
すっきりして、しゃっきりして、素敵です。
ふるいにんげんだもの、スカイツリーより東京タワーの方が好きです。
芝公園。
馴染みのある名前なのに、訪れるのは初めてかも、大木が林立しています。
鬱蒼とした木の下を陣取って、学生さんがトロンボーンの練習をしています。
なんか…すごく…いい。
この木 直角だ。
座り心地よさそう ( 座っちゃダメか ('◇')ゞ )
あれぇ、のんびり歩いていたら、夕陽が沈みそう。
仕方がない、徘徊はこの辺にして電車に乗ります。